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Posted by ミリタリーブログ at

2015年03月01日

クロアチア軍アサルトベスト

久しぶりの更新です。今回は独立戦争時クロアチア人勢力の装備をする際には欠かせないものです。


クロアチア製のクロアチア共和国軍・クロアチア防衛評議会で使われたアサルトベストです。戦後も使われています。


クロアチア共和国軍


ボスニア・ヘルツェゴビナ軍

このような感じで現在でも使われていますが、このサイトの趣旨から外れるので今回はベストそのもののレビューと、ユーゴ紛争時での使用例紹介をします。


マガジンポーチ部分はベルクロでフラップを固定する構造です。伸び縮みするバンドで弾倉を固定する仕組みなので、AK系マガジン以外にも7.62x51mm弾用マガジンやSTANAGマガジンも、しっかりと収めることができると思います。

ポーチ類のレイアウトなどはコピー元のV1ベストと同じなので説明は省略します。


肩のところにあるパーツでサイズ調整ができます。クロアチア軍アサルトベストは大き目なものが多いので、この機能は重宝するものではないかとおもいます。
ベスト側面にあるパラコードでもサイズ調整ができます。

ここからはメインである使用例の紹介をします。




クロアチア人勢力では勿論のこと


ボスニア人勢力でも使われ




コソボ解放軍や民族解放軍といった組織でも使用例があります。




こういった使用例を参考にして装備を組むと、このようになります。


ユーゴ内戦装備をしたいという方にはお勧めできる良い装備だと思います。



  
Posted by クロアト at 21:56Comments(0)個人装備

2014年09月27日

ユーゴ内戦でのトンプソン短機関銃



今回は題名通りユーゴ内戦でのトンプソン短機関銃についてやっていきます。
最も有名なのは、冒頭にリンクを貼ったマルコ・ペルコヴィッチのチャヴォグラヴェ大隊(Bojna Čavoglave)のPVではないでしょうか。
マルコ・ペルコヴィッチのアーティスト名や歌詞からして、トンプソン短機関銃は有名なものであったことをうかがえます。

実際、当時の写真や映像からして相当な数が使われたことを推測できます。

この画像の人はクロアチア独立戦争初期のヴコヴァルの戦いで撮られたクロアチア国民防衛隊/クロアチア防衛軍の兵士だと思われますが、トンプソン短機関銃を持っていることが確認できます。
ジャングルスタイルにしているあたりからして、ある程度の数の弾倉や弾薬はあったのでしょう。


この画像もクロアチア独立戦争初期のクロアチア防衛軍の兵士のものですが、ツァスタバM56短機関銃のマガジンポーチを肩から下げているのを確認できます。
ツァスタバM56短機関銃のマガジンポーチと組み合わせて使うにも問題無いでしょう。


これもクロアチア側だと思われます。(時期不明)



ボスニア紛争でも多くみられます。これらの画像はボスニア人兵士のものです。


ボスニアのセルビア人勢力、もといスルプスカ共和国軍でも使用されました。画像はビェリンスカ第1軽歩兵旅団(通称:パンテリ)。


またボスニア紛争後のプレシェヴォ・メドヴェジャ・ブヤノヴァツ解放軍にも使用例があります。

トンプソン短機関銃を使う軍装はどれも意外と難しいのでユーゴ内戦装備で活用するのもどうでしょうか。









  
Posted by クロアト at 22:10Comments(0)装備考察

2014年07月06日

クロアチア人勢力でのM56ヘルメット使用例

えー…更新を長い間サボっていました…すみません。
今回の記事の内容はタイトル通りクロアチア人勢力でのM56ヘルメット使用例です。M56ヘルメットは東ドイツ軍のヘルメットですが



クロアチア人勢力でもよく見られます。さっそく見ていきましょう。

クロアチア人勢力でのM56ヘルメット使用例は、町の98%を破壊したヴコヴァルの戦闘を描いた映画「ブコバルに手紙は届かない」でも見られるので有名ではないでしょうか。



実際の使用例でも戦争初期のクロアチア国民防衛隊の頃から大量に使用されているのが当時の資料からわかります。




レインドロップの防寒服とともに使用されている例も多いです。



また共和国軍期になり、国産アサルトベストが使用されるようになっても相当数見かけます。

第五防衛旅団での使用例。



ボスニア内にあったクロアチア人勢力のクロアチア防衛評議会でも使用例は多いです。



東ドイツ軍物としては未だに安い値段で多く売られているM56ヘルメット。クロアチア人勢力装備に存分に使えるのではないでしょうか。




  
Posted by クロアト at 14:13Comments(0)装備考察

2014年03月15日

M59/85ヘルメット


久しぶりの更新です。今日はユーゴスラビア軍および各反乱勢力で使われたヘルメットであるM59/85ヘルメットについてやっていきます。
ちなみにM59/85ヘルメットは海外ではNe44と呼ばれる事もあります。
では早速見ていきましょう。

このヘルメットの特徴と言えばやはり赤星とM35ヘルメットをはじめとした第二次世界大戦時のドイツ国防軍のヘルメットと似たフォルムではないでしょうか。

(ちなみに戦後間もないころののユーゴ軍ではM35ヘルメットが使われた例があります。)

東ドイツ軍のM56ヘルメットと比較。よく似ていますね。

しかしライナーは他の共産国のヘルメットと違いM1ヘルメットと似ています。この構造は個人的にはサイズが調整でき機能的に思います。
ドイツ的なフォルムに共産的な赤い星、M1ヘルメットとよく似たライナーからはどの陣営にも属しなかった非同盟中立国であるユーゴらしさが感じられます。

チンストラップの長さの調整はこの金具を使います。またチンストラップはM1ヘルメットの中帽のように一本のひも状になっています。

側面から。単純な構造で分かりやすいですね。

ここからは話題を変え、内戦時の各勢力での使用例を見ていきます。


ユーゴ軍やクライナ・セルビア人軍・スルプスカ軍では勿論の事

セルビア人民兵にも使われました。



セルビア人民兵の場合にはセルビア国旗やセルビア十字、キリル文字のフレーズがある場合が多くあります。



クロアチア人勢力や

ボスニア人勢力でも使用例が多くあります。


(1:47あたりから)

(2:45あたりから)
またコソボ解放軍でも使われました。

このようにユーゴスラビア全域で使われたヘルメットなので内戦時の装備を再現するには最適だと思います。
購入も十分おすすめできる装備ですね。


  
Posted by クロアト at 20:44Comments(0)個人装備

2014年01月12日

クロアチア人勢力の銃器事情

いきなりですけどクロアチア人勢力ではユーゴ製銃器以外ではどのような銃器が使われたか知っていますか?
クロアチア人勢力では様々な外国製銃器が使われました。見ていきましょう!
全体的に見ればAIMG3FALが多いです。

G3

短機関銃ではMP5UZIもよく見られます。




ここまでは結構知られていて現在でも使われている銃器です。
しかし今ではあまり使われて無い銃器や、有名ではない銃器もあります。
ウルティマックス100

SAR80

トンプソンSMG

MP40

PPSh41

HK21

など挙げればきりが無いほどです。
また何故こんなものも…?というのもあります。
SPAS12

56式小銃


また兵士の私物だと思われる狩猟用の散弾銃ボルトアクションライフルも見られます。


様々な銃器が使われましたが、ベーシックなロシア製AKMも使用例があります。


このようにクロアチア人勢力では古今東西の銃器が使われました。
私はこのことを他の軍装を集めている方でもクロアチア人勢力装備をやりやすくしてるのではないかと思います。なのでクロアチア人勢力装備をつまみ食い感覚で始めてみたらどうでしょうか。
興味を持ってくだされば幸いです。では楽しいクロアチアライフを!Doviđenja!

(追記)

M16ルイス軽機関銃なども使われたようです。


  
Posted by クロアト at 00:03Comments(0)装備考察

2014年01月09日

ブログ始めました


クロアトです。思い切ってブログを始めました。ちゃんと更新する事すら怪しいですがよろしくお願いします。
このブログのダサい名前の由来は頭の中でパッと思いついた南総里見八犬伝からです。


  
Posted by クロアト at 23:33Comments(0)