2014年09月27日
ユーゴ内戦でのトンプソン短機関銃
今回は題名通りユーゴ内戦でのトンプソン短機関銃についてやっていきます。
最も有名なのは、冒頭にリンクを貼ったマルコ・ペルコヴィッチのチャヴォグラヴェ大隊(Bojna Čavoglave)のPVではないでしょうか。
マルコ・ペルコヴィッチのアーティスト名や歌詞からして、トンプソン短機関銃は有名なものであったことをうかがえます。
実際、当時の写真や映像からして相当な数が使われたことを推測できます。
この画像の人はクロアチア独立戦争初期のヴコヴァルの戦いで撮られたクロアチア国民防衛隊/クロアチア防衛軍の兵士だと思われますが、トンプソン短機関銃を持っていることが確認できます。
ジャングルスタイルにしているあたりからして、ある程度の数の弾倉や弾薬はあったのでしょう。
この画像もクロアチア独立戦争初期のクロアチア防衛軍の兵士のものですが、ツァスタバM56短機関銃のマガジンポーチを肩から下げているのを確認できます。
ツァスタバM56短機関銃のマガジンポーチと組み合わせて使うにも問題無いでしょう。
これもクロアチア側だと思われます。(時期不明)
ボスニア紛争でも多くみられます。これらの画像はボスニア人兵士のものです。
ボスニアのセルビア人勢力、もといスルプスカ共和国軍でも使用されました。画像はビェリンスカ第1軽歩兵旅団(通称:パンテリ)。
またボスニア紛争後のプレシェヴォ・メドヴェジャ・ブヤノヴァツ解放軍にも使用例があります。
トンプソン短機関銃を使う軍装はどれも意外と難しいのでユーゴ内戦装備で活用するのもどうでしょうか。
Posted by クロアト at 22:10│Comments(0)
│装備考察